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人の位置や車両の位置の追跡ができると注目されているGPS(ジーピーエス)。
大きく分けると、自動追跡型GPS(ジーピーエス)と位置検索型GPS(ジーピーエス)があります。
それぞれどのような特徴があり、どのような違いがあるのか見ていきましょう。
まずは位置検索型GPSについて解説します。
位置検索型は、検索をかけた時点でGPSを装着した対象者や車両がどこにいるかを知ることができます。
今どこにいるか、位置情報がわかるだけで、検索する少し前までどこにいたのかや、どのようなルートをたどってそこにたどり着いたのかはわかりません。
位置情報を検索し、ずっとパソコンやタブレット、スマホなどの画面を見続けていても、対象者や対象車両がリアルタイムに移動していくようすを確認することは不可能です。
画面を見続けていても対象者の位置情報は動かず、あくまでも検索した瞬間の情報しか表示されません。
今どこにいるかを確認する場合は、画面の更新が必要です。
対象者や車両が今どこにいるのかとにかく気になるというときは、検索のしなおしや、更新ボタンを繰り返し押し続けなければなりません。
位置検索型は、あくまでも検索できるのは点としての位置情報です。
たどってきたルートなど線での追跡はできません。
今この瞬間、どこにいるのかがわかるだけでいいのであれば目的は達成できます。
ただしどこに立ち寄ったのか、どのルートで移動しているのかを細かく追っていきたい場合は向いていません。
今どこにいるのか検索した瞬間だけの情報がわかればいい、という場合は、位置検索型GPSを使用しましょう。
例えば「タクシーの配車のために今どこに車両があるか確認したい」、「送迎車が今どこにいるのか確認したい」、「お子さまが授業時間にきちんと学校にいることを確認したい」など、その時点での位置情報の把握であれば、十分活用できます。
一方、過去も含めてどこにいたか、どんなルートで移動しているのかを知りたい場合や、リアルタイムで移動情報を追跡していきたいときには向いていません。
例えば、浮気調査のためにホテルなどに立ち寄っていないか、どのくらいの時間滞在していたかを確認したいときは、位置検索型GPSは活用しづらいでしょう。
また、営業車両が業務後に提出された営業報告書どおりに取引先を回ったか確認したいとき、ルート営業車両や送迎車が巡回先をすべて巡ったかを確認したいときなどは向いていません。
点でしか位置が検索できない位置検索型GPSの欠点を補うかたちで登場したのが、自動追跡型GPS(ジーピーエス)です。
衛星を使って位置を把握できるGPSが誕生し、最初に生まれた機能が点で位置を確認できる位置検索型GPSでした。
位置検索型GPSの利用が進み、検索した瞬間だけでなく、「今まで通ってきたルートを知りたい」「どんなルートを通っているか線で確認したい」といったニーズを受け、開発された新しいスタイルが自動追跡型GPSです。
GPSを装着した人物や車両などが移動すると、その履歴がどんどん記録されていきます。
いちいち検索しなおさなくても、移動歴が線で記録されていくので、1日の行動歴などを確認することも可能です。
単に今どこにいるか確認できればいいのではなく、行動歴を知りたい場合には自動追跡型GPSがおすすめです。
対象者や車両をずっと追い続ける手間なく、放置していても自動的に履歴が記録されていくため、あとから確認もできます。
「浮気を疑っているパートナーの1週間の行動歴を追いたい」「子どもが学校や塾にきちんと行っているか、ゲームセンターなどに寄り道して時間をつぶしていないかを知りたい」「どこで遊んでいるか場所を知りたい」など、1日の行動歴を追跡したいときも便利です。
営業職員が1日しっかり仕事をしているか確認したい、配送車両や送迎車が日々、ルートを間違えることなく、定時運行ができているかをチェックしたいといったビジネスシーンにも使えます。
位置検索型GPS(ジーピーエス)は点での位置確認です。
自ら検索をかけた瞬間だけ、今どこにいるかがわかります。
それに対して自動追跡型GPS(ジーピーエス)は、線での行動履歴の確認ができ、いちいち検索しなくても自動的に追跡してルートを記録して残してくれます。
サテナビのレンタルGPSは、活用可能性も高く便利な自動追跡型GPSです。
最短1分間隔で位置情報を更新し、自動で位置情報が記録されていきます。
過去1年間の移動履歴が記録されて閲覧ができるので、配達や営業、送迎などのルート分析やルートの見なおしなどにも役立てられるでしょう。
手間なくルート記録ができる高精度GPSなら、サテナビがおすすめです。