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コラム
COLUMN

GPSの仕組みについて

 2024.01.04
 2024.01.04

皆さんはGPSとはどのようなものか知っていますでしょうか。
また、GPSでどのように位置情報を知ることができるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、GPSの仕組みなどについて説明していきます。

 

GPSとは

GPSは、スマホで位置情報が確認できる機能と思っている方も多いですが、必ずしもスマホと連動する機能ではなく、スマホ以外の専用端末でも位置情報を把握できます。
インターネットでつながっていると思っている方もいますが、これも違います。
インターネットがつながらない場所、インターネットが搭載されていない端末でも、GPS発信機と受信機があれば、位置を特定することが可能です。
そもそも、GPSとは、Global Positioning Systemの略称で、日本語に訳すと、全地球測位システムと呼ばれるものです。
人工衛星の電波を専用端末が受信し、現在の位置情報を表示する仕組みになっています。
GPSはアメリカで開発された、GNSS(Global Navigation Satellite System=全球測位衛星システム)の一つであり、正確にいうと商標名のような位置づけですが、世界的に位置情報を衛星で特定する方法というと、GNSSより、GPSが一般化しています。

GPSの仕組みとは

GPSの仕組みは、インターネットでつながっているわけではなく、仕組みの中核を担っているのは人工衛星です。
GPSでは、4つの人工衛星からの電波を用いています。
4つの衛星からの電波を受信し、GPS受信機と人工衛星との距離を測定します。
測距データをもとに位置と時刻を計算し、衛星測位を導き出すことが必要です。
衛星測位から、現在の位置(x,y,z)と時刻の情報がわかる仕組みです。
それぞれの人工衛星から信号を受信し、電波がユーザーが持つ受信機のアンテナに届くまでの時間が計測されます。
人工衛星から送信した信号には、送信した時刻の情報も含まれています。
信号に含まれる送信時刻と、ユーザーが受信した時刻との差は、届くまでの時間であり、電波伝播時間と呼ばれるものです。
電波伝播時間に、電波の速度である299,792,458m/秒をかけて、人工衛星と受信機アンテナとの距離が求められます。
人工衛星との距離=電波伝播時間×電波の速度
この点、人工衛星1基との人工衛星との距離を求めただけでは、現在位置の特定ができません。
自分と4基の人工衛星との距離をそれぞれ計算して、4つの距離を求め、その距離が1つに交わる点を三地域出します。
これが衛星測位によって求められる、現在位置です。
受信機に内蔵されている時計が正確ならば、人工衛星は3つあれば交点を導き出せますが、地上にある受信機の時計はわずかに誤差があるのが一般的です。
そのため、より正確な時刻を求めるために4基から情報を得ています。
GPSで重要となるのは、時間の正確性です。
電波は1秒間に約30万kmも進むため、わずか100万分の1秒の時間がずれただけでも、300mもの距離の誤差が出てしまうためです。
私たちが使っているアナログ時計のように、平気で5分もずれたとなれば、まったく違う場所が計測されてしまいます。
これでは追跡調査や行方不明者や遭難者の発見もスムーズにいきません。
そのため、GPSには誤差が30万年に1秒以下とされる高精度なセシウム原子時計とルビジウム原子時計が搭載されています。
日本で活用されているみちびきという準天頂衛星には、ルビジウム原子時計が2台搭載されています。

日本の位置情報に期待されるみちびき衛星

日本で宇宙開発研究機構(JAXA)などによって開発された準天頂衛星QZSSみちびきは、GNSSの一つです。
準天頂衛星みちびきは、全地球をカバーするGNSSに比べると、日本を中心にした位置情報の精度を高めることを目的とした、ローカルな地域測位システムに近いです。
世界的にユーザーが多く、スマホなどの広がりとともに普及したGPSは、アメリカで運用される人工衛星約30基のうちの4基から電波を受信して位置を割り出す仕組みとなっています。
ですが、日本の山間部をはじめ、都心のビルが林立する場所では電波が遮られ、衛星から電波を受信できる確率が低くなり、位置情報に大きな誤差が出るのが課題でした。
そのため、高精度で安定した位置情報を得るために、2010年に準天頂衛星みちびきが打ち上げられました。
みちびきは常に日本のほぼ真上を飛んでいるので、山脈や高層ビルの影響を最小限に抑えられます。
みちびきの人工衛星の数を増やしながら、すでに運用中のアメリカの人工衛星からの電波とあわせることで、精度を向上させることにつながりました。
さらに、数が増やせれば、日本国内の位置情報は日本のシステムだけで特定することも可能となります。
少子高齢化が進む中で、車の自動運転やトラクターの自動制御など農業分野をはじめ、ドローンによる貨物輸送、子供や高齢者の見守りなどへの活用が期待されています。

GPSレンタルのメリット

GPSで位置情報を追跡したい場合、端末を購入することもできますが、レンタルするのがおすすめです。
購入より格安でGPSレンタルができるだけでなく、まずは使用目的に沿っているかお試しができたり、必要な時だけ借りたりできます。
今後、人工衛星の環境が整うことやGPSの発信機なども精度が上がっていくことが期待される中、レンタルなら常に最新の機種を利用できるメリットもあります。

サテナビがお得で便利

サテナビのGPSレンタルTrackimoは5日で8,000円、60日でも20,000円など、格安でレンタルできるので、購入するより断然低コストです。
トラッキモは、日本における位置情報の精度を上げるみちびきから電波を受信しているので、高精度に位置を特定できます。
GPSの使い方も、メール操作ができるレベルで使いこなすことができ、もしわからないことがあれば、メールサポートも受けられるので安心です。